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福士加代子

27日の日曜日の大阪国際女子マラソンを途中から見ました。先頭が25キロになるかというくらいの局面です。その場面では思い切り福士加代子が先頭を突っ走っていました。変に小賢く「風除けのためにあえて二番手」とかいう選手よりもずっと好感をもてます。

今でこそえらそうに解説している瀬古利彦ですが、現役時代からずっと誰かの後ろに風除けみたいに隠れていて最後スピードを生かして抜け出すというレース振りがどうしても好きになれませんでした。あの時代では断然中山竹通派でした。彼の早め抜け出してそのまま押し切ってゴールするというレース振りが好きでしたねぇ。なんか見ていてわくわくしたものです。実際に高校生の頃の文集で好きなスポーツ選手に「中山竹通」と書いた記憶があります。この影響があるのかないのかわからないのですが、競馬の馬で好きなタイプのレースは、

前に行った馬が後続になし崩し的に脚を使わせそのまま押し切る

です。イメージとしては1995年有馬記念のマヤノトップガンのレースですね。あとは勝つときのキョウエイマーチやテイエムオーシャンなんかもそうなります。あとはタガジョーノーブルやサンエムエックスなんかも好きな馬です。大きなところでの活躍はなかったのですが、今でも京都2400のレコードはサンエムエックスのはずです。なので基本的にダンシングブレーヴ産駒は大好きでしたね。と同時に、

サンデーサイレンス産駒が強さを発揮するレースにあまり魅力を感じない

というのもありました。例外はサイレンススズカです。基本的にはサンデーサイレンス産駒に乗った武豊がいいところにいて切れ味をいかしていつのまにか勝っているというレースが多かったのですが、どうも魅力を感じなかったです。実は自分が「最近競馬があんまりおもしろくないんだけど・・・」と感じている部分もそれもあるのかもと感じつつあるところです。それがマラソンに関しても見ていて同じように感じる部分なのです。

ところが今回福士選手はそれを無視して早め先頭に出て「そのまま逃げ切るのでは?」というレースを期待させてくれました。このマラソンが馬券みたいなものを売っていたとして福士から流し馬券を買っていても楽しい気持ちにさせてくれたレースでした。それだけで自分としては満足です、見ている側視点ですが。

たださすがに28キロ過ぎからすでにやばいほどの汗が出ていて「これはダメだろうなぁ」みたいな感じで見ていたのですが、案の定でした。それでもふらふらになりながらも2時間40分くらいでゴールしました。「マラソンを甘く見すぎ」「マラソンは30キロ(35キロ)過ぎてからなんだよ」というのはそのとおりなのですが、自分としては日本人が早め先頭に出て押し切ろうとしたレースを見せてくれたのがうれしかったです。やっぱり金メダルを取るという部分においては「いちかばちか」の勝負が必要であり、実際に過去のオリンピックで高橋尚子と野口みずきは成功したのですが、その姿勢を見せてくれたという部分でなんかすがすがしい気持ちでした。

自分の競馬における持論が「逃げ馬が伸びたら後ろは何もできない」というのがあるのですが、こんなレース展開でロンドンでは金メダルを取ってくれることを彼女には期待したいです。

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